ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、一転下落

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一転下落した。24時時点では144.54円と22時時点(145.38円)と比べて84銭程度のドル安水準だった。22時30分前に一時145.57円と日通し高値を付けたものの、その後発表の12月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったことが分かると米長期金利の低下とともに一転売りが優勢に。24時前には一時144.38円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0975ドルと22時時点(1.0938ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。米PPIの下振れをきっかけに全般ドル売りが優勢になると、一時1.0985ドルとアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では158.64円と22時時点(159.01円)と比べて37銭程度のユーロ安水準。22時30分前に一時159.30円付近まで値を上げたものの、低調な米インフレ指標をきっかけにドル円が下落するとユーロ円にも売りが波及。23時30分前に一時158.55円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.38円 - 145.57円
ユーロドル:1.0936ドル - 1.0985ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.57円


(中村)
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