ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では146.03円と24時時点(145.91円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは予想を上回る米消費者物価指数(CPI)を受けて4.06%台まで上昇後、一時4.01%割れまで低下。しかし4.04%台まで持ち直した。ドル円は145.65円前後へ下押したものの、米長期金利の動きを下支えに146.20円近辺へ戻した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.0942ドルと24時時点(1.0953ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が持ち直すなか、ユーロドルは1.0930ドルまで小幅に下値を広げる場面を挟みつつ、本日安値圏でもみ合った。

 ユーロ円はもみ合い。2時時点では159.78円と24時時点(159.82円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の戻りに連動するように下げ渋る場面もあったが、ユーロドルのさえない動きの影響も感じられた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.14円 - 146.41円
ユーロドル:1.0930ドル - 1.0996ドル
ユーロ円:159.42円 - 160.18円

(関口)
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