ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、売り一服

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り一服。2時時点では144.85円と24時時点(144.54円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。弱い米卸売物価指数(PPI)発表後の米10年債利回り低下は24時前につけた3.91%半ばで一巡。ドル円は144.36円まで下落幅を広げたものの、10日安値144.32円を目前に下げ渋り144.88円前後へ戻した。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.0958ドルと24時時点(1.0975ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米金利低下によるドル売りを支援に1.0987ドルまで小幅に本日高値を更新した。しかし昨日高値1.0996ドルに届かず頭打ち。1.0955ドル前後へ下押した。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では158.74円と24時時点(158.64円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に追随した軟化は24時前の158.55円で一服。ドル円の下げ渋りに連れて、ユーロ円もやや戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.36円 - 145.57円
ユーロドル:1.0936ドル - 1.0987ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.57円

(関口)
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