欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下落幅拡大

 19日の欧州外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。20時時点では147.93円と17時時点(148.26円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。欧州入り以降の円買い戻しの流れが続き、147.84円まで円高・ドル安が進行。本日安値を更新した。

 ユーロ円も円高推移。20時時点では160.97円と、17時時点(161.29円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に円買いを強め、160.82円まで本日安値を更新。ポンド円は英小売売上高の大幅悪化も重しとなり187.41円まで下値を広げた。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0881ドルと17時時点(1.0879ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルとユーロが並行して下落するなか、ユーロドルは強い方向感なく推移。ポンドドルが弱い英小売指標を受けて1.2700ドル近辺から1.2666ドルまで下振れたことの影響は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.84円 - 148.80円
ユーロドル:1.0868ドル - 1.0890ドル
ユーロ円:160.82円 - 161.86円

(関口)
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