ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では148.13円と22時時点(148.15円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。欧州時間に一時147.84円と日通し安値を付けたものの、前日の安値147.66円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米10年債利回りが上昇に転じたことも相場を下支えすると、148.45円付近まで値を上げた。
 米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.1803%前後と昨年12月13日以来の高水準を記録した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0886ドルと22時時点(1.0883ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いがじわりと強まると、一時1.0866ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円はじり高。24時時点では161.26円と22時時点(161.23円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た半面、ドル円の上昇につれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.84円 - 148.80円
ユーロドル:1.0866ドル - 1.0893ドル
ユーロ円:160.82円 - 161.86円

(中村)
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