東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り
31日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では147.50円とニューヨーク市場の終値(147.61円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。9時前に公表された日銀金融政策決定会合における主な意見(1月22-23日分)では、正常化に向けた議論が今後本格化することが示された。これを受けた本邦長期金利の上昇とともに為替では円買いが強まり、147.19円までドル安・円高が進んだ。もっとも、昨日安値147.10円が支持水準として意識されると下げ止まり、月末の東京仲値に向けて147.51円付近まで切り返した。
ユーロ円は下げ幅を縮小。10時時点では159.93円とニューヨーク市場の終値(160.09円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。日銀会合の主な意見を背景とした本邦金利の上昇や軟調スタートの日経平均が重しとなり、159.64円までユーロ安・円高が進行。しかしながら、一巡後はドル円の持ち直しとともに159.90円台まで下値を切り上げた。
なお、豪ドル/ドルは0.66ドル付近から0.6582ドルまで下押し。豪消費者物価指数(CPI)が総じて予想を下回り、豪ドル売りが強まった。円買いの流れで上値重かった豪ドル円も一時96.99円まで下落した。
ユーロドルは10時時点では1.0843ドルとニューヨーク市場の終値(1.0845ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。本日は1.0841ドルに位置する200日移動平均線の辺りで小幅な上下にとどまった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.19円 - 147.63円
ユーロドル:1.0840ドル - 1.0848ドル
ユーロ円:159.64円 - 160.10円
(小針)
ユーロ円は下げ幅を縮小。10時時点では159.93円とニューヨーク市場の終値(160.09円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。日銀会合の主な意見を背景とした本邦金利の上昇や軟調スタートの日経平均が重しとなり、159.64円までユーロ安・円高が進行。しかしながら、一巡後はドル円の持ち直しとともに159.90円台まで下値を切り上げた。
なお、豪ドル/ドルは0.66ドル付近から0.6582ドルまで下押し。豪消費者物価指数(CPI)が総じて予想を下回り、豪ドル売りが強まった。円買いの流れで上値重かった豪ドル円も一時96.99円まで下落した。
ユーロドルは10時時点では1.0843ドルとニューヨーク市場の終値(1.0845ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。本日は1.0841ドルに位置する200日移動平均線の辺りで小幅な上下にとどまった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.19円 - 147.63円
ユーロドル:1.0840ドル - 1.0848ドル
ユーロ円:159.64円 - 160.10円
(小針)