ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、買い戻し一服

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は買い戻し一服。2時時点では147.71円と24時時点(147.17円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。12月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が市場予想を上回ったことをきっかけにドルの買い戻しが優勢に。米10年債利回りが4.04%付近から4.10%付近まで一転上昇するにつれて147.93円と日通し高値を付けた。もっとも、金利が4.06%台まで再び低下すると147.70円付近まで伸び悩んでいる。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0843ドルと24時時点(1.0850ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米雇用指数を受けた下押しは1.0828ドル付近にとどめ、その後は1.08ドル台半ばで推移している。

 ユーロ円は堅調。2時時点では160.17円と24時時点(159.69円)と比べて48銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて一時160.34円まで上値を伸ばし、その後も底堅さを維持している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:147.10円 - 147.93円
ユーロドル:1.0812ドル - 1.0857ドル
ユーロ円:159.22円 - 160.34円


(越後)
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