今日の株式見通し=堅調か 米国株高と円安が追い風に

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は48ドル高の38726ドルで取引を終えた。小高く始まった後、マイナス圏に沈んで下げ幅を3桁に拡大。ただ、中盤に下げ止まった後は動きが良くなり、終盤にかけてプラス圏に浮上した。S&P500は5000ポイントを上回る場面があった。個別では決算が好感されたウォルト・ディズニーが11.5%高。ソフトバンクグループ傘下のアームが47.9%高と急騰した。ドル円は足元149円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて235円高の37095円、ドル建てが255円高の37115円で取引を終えた。

 ダウ平均は小幅高ではあったものの、引け味は良かった。CME225先物は37000円より上からのスタートを示唆しており、為替は円安に振れている。日本株には上昇のお膳立てが整っており、強い動きを予想する。東京市場は三連休前でもあり、高くなったところでは利益確定の動きは出てくるとみる。ただ、日米ともに指数が強く、売り急ぎは抑制されるだろう。その一方で、売りから入った投資家の買い戻しは急がれやすい局面。CME225先物に寄せて37000円を上回って始まり、場中は同水準より上を意識しながら、下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは36900円-37400円。
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