ロンドン為替見通し=英・欧データこなしつつ、ドル高・欧州通貨安の持続性を見守る
ロンドンタイムは、昨日の予想より強かった米消費者物価指数(CPI)を受けたドル高・欧州通貨安基調の持続性や巻き戻しの有無を注視することになる。本日は16時に英1月CPIが発表となり、ヘッドラインの数値は伸びがやや持ち直すとの見方。ポンドは事前予想と結果のかい離に反応しやすいかもしれないが、強弱がポンド相場の振れにつながるだろう。
ユーロ圏の経済指標では19時に10-12月期域内総生産(GDP)の改定状況とともに、景気の先行指標的な側面もあるハードデータ・鉱工業生産の12月分が発表予定。物価とともに域内の景況も欧州中央銀行(ECB)の金融政策の行方を左右する重要ファクターと位置づけられていることから、こちらも結果の強弱に注目が集まる。
17時からブイチッチ・クロアチア中銀総裁の講演もあるが、かつての「金利引き下げの決定までにさらなるデータが必要」との姿勢を再確認する内容か。これらの材料をこなしつつ、米連邦準備理事会(FRB)高官発言などが予定されるNYタイムを待つことになりそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線1.0800ドル。
・ポンドドル:昨日13日高値1.2684ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:昨年11月3日安値1.0615ドル。
・ポンドドル:昨年12月13日安値1.2500ドル。
(関口)
ユーロ圏の経済指標では19時に10-12月期域内総生産(GDP)の改定状況とともに、景気の先行指標的な側面もあるハードデータ・鉱工業生産の12月分が発表予定。物価とともに域内の景況も欧州中央銀行(ECB)の金融政策の行方を左右する重要ファクターと位置づけられていることから、こちらも結果の強弱に注目が集まる。
17時からブイチッチ・クロアチア中銀総裁の講演もあるが、かつての「金利引き下げの決定までにさらなるデータが必要」との姿勢を再確認する内容か。これらの材料をこなしつつ、米連邦準備理事会(FRB)高官発言などが予定されるNYタイムを待つことになりそうだ。
想定レンジ上限
・ユーロドル:日足一目均衡表・転換線1.0800ドル。
・ポンドドル:昨日13日高値1.2684ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:昨年11月3日安値1.0615ドル。
・ポンドドル:昨年12月13日安値1.2500ドル。
(関口)