NYマーケットダイジェスト・15日 株高・金利低下・ドル下げ渋り
(15日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.93円(前営業日比▲0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.52円(▲0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0772ドル(△0.0045ドル)
ダウ工業株30種平均:38773.12ドル(△348.85ドル)
ナスダック総合株価指数:15906.18(△47.03)
10年物米国債利回り:4.23%(▲0.02%)
WTI原油先物3月限:1バレル=78.03ドル(△1.39ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=2014.9ドル(△10.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▲2.4 ▲43.7
2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
5.2 ▲10.6
1月米小売売上高
前月比 ▲0.8% 0.4%・改
自動車を除く前月比 ▲0.6% 0.4%
前週分の米新規失業保険申請件数 21.2万件 22.0万件・改
1月米鉱工業生産指数(前月比) ▲0.1% 0.0%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で「賃金の上昇がこれまで以上に重要なインフレ要因になっている」「インフレ率が2%へ向かっている証拠はまだ不十分」「インフレが上昇する可能性が残されているため、早急な決断は避けたい」と述べ、利下げを急がないよう警告するとユーロを買い戻す動きが先行した。NYの取引時間帯に入り、1月米小売売上高や同月米鉱工業生産が予想を下回ったことが伝わると全般ドル売りが加速。0時30分前には一時1.0785ドルと日通し高値を付けた。
ただ、一時は4.18%台まで低下した米10年債利回りが4.25%台まで上昇すると伸び悩んだ。2時前には1.0755ドル付近まで下押しする場面があった。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.18と日通し安値を付けたものの、そのあとは104.45付近まで下げ渋った。
・ドル円は続落。米小売指標の下振れをきっかけに円買い・ドル売りが先行すると、22時30分過ぎに一時149.57円と日通し安値を付けた。
ただ、日米金融政策の方向性の違いに着目した円売り・ドル買いは出やすく、下押しは限定的だった。2月米NY連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数などが予想よりも強い内容となったことも相場を下支えした。米長期金利が低下幅を縮めたことも買い戻しを促し、1時30分過ぎには150.25円付近まで下げ渋った。
・ユーロ円はほぼ横ばい。欧州市場序盤には160.92円まで値を下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。フランスやドイツの株価指数が史上最高値を更新するなど、欧州株相場が底堅く推移すると、リスク・オンの円売り・ユーロ買いが出た。ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比450円高の3万8590円まで上昇したことも買いを促し、一時161.65円と日通し高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待から買いが優勢となった。米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れていることも相場を下支えした。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、キャタピラー、シェブロンなどの上昇が目立った一方、通期業績見通しを引き下げたシスコシステムズが下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。1月米小売売上高が予想を下回ったことで買いが先行したものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。2月米NY連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数などが予想よりも強い内容となったこともあって売りが出やすかった。
・原油先物相場は反発。朝方は昨日の米エネルギー省(EIA)・石油在庫統計で原油在庫が大幅な積み増しとなったことで軟調な動きだった。しかし、1月の米小売売上高発表後ドルが弱含むと、ドルで取引される原油先物は割安感から反発した。
・金先物相場は6日ぶりに反発。米小売売上高が予想比下振れとなり米金利が低下したことや、ドルが小幅ながらも売られたことが金先物を支えた。米金利の低下幅が縮小すると、金先物にも売りに押される場面もあったが、5日続落していたこともあり利食いの買いが入りやすく、終始下値は限られた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=149.93円(前営業日比▲0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=161.52円(▲0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0772ドル(△0.0045ドル)
ダウ工業株30種平均:38773.12ドル(△348.85ドル)
ナスダック総合株価指数:15906.18(△47.03)
10年物米国債利回り:4.23%(▲0.02%)
WTI原油先物3月限:1バレル=78.03ドル(△1.39ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=2014.9ドル(△10.6ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数 ▲2.4 ▲43.7
2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
5.2 ▲10.6
1月米小売売上高
前月比 ▲0.8% 0.4%・改
自動車を除く前月比 ▲0.6% 0.4%
前週分の米新規失業保険申請件数 21.2万件 22.0万件・改
1月米鉱工業生産指数(前月比) ▲0.1% 0.0%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは続伸。ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で「賃金の上昇がこれまで以上に重要なインフレ要因になっている」「インフレ率が2%へ向かっている証拠はまだ不十分」「インフレが上昇する可能性が残されているため、早急な決断は避けたい」と述べ、利下げを急がないよう警告するとユーロを買い戻す動きが先行した。NYの取引時間帯に入り、1月米小売売上高や同月米鉱工業生産が予想を下回ったことが伝わると全般ドル売りが加速。0時30分前には一時1.0785ドルと日通し高値を付けた。
ただ、一時は4.18%台まで低下した米10年債利回りが4.25%台まで上昇すると伸び悩んだ。2時前には1.0755ドル付近まで下押しする場面があった。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.18と日通し安値を付けたものの、そのあとは104.45付近まで下げ渋った。
・ドル円は続落。米小売指標の下振れをきっかけに円買い・ドル売りが先行すると、22時30分過ぎに一時149.57円と日通し安値を付けた。
ただ、日米金融政策の方向性の違いに着目した円売り・ドル買いは出やすく、下押しは限定的だった。2月米NY連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数などが予想よりも強い内容となったことも相場を下支えした。米長期金利が低下幅を縮めたことも買い戻しを促し、1時30分過ぎには150.25円付近まで下げ渋った。
・ユーロ円はほぼ横ばい。欧州市場序盤には160.92円まで値を下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。フランスやドイツの株価指数が史上最高値を更新するなど、欧州株相場が底堅く推移すると、リスク・オンの円売り・ユーロ買いが出た。ナイト・セッションの日経平均先物が大証終値比450円高の3万8590円まで上昇したことも買いを促し、一時161.65円と日通し高値を更新した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待から買いが優勢となった。米長期金利が低下し、株式の相対的な割高感が薄れていることも相場を下支えした。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、キャタピラー、シェブロンなどの上昇が目立った一方、通期業績見通しを引き下げたシスコシステムズが下落した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。1月米小売売上高が予想を下回ったことで買いが先行したものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。2月米NY連銀製造業景気指数や前週分の米新規失業保険申請件数などが予想よりも強い内容となったこともあって売りが出やすかった。
・原油先物相場は反発。朝方は昨日の米エネルギー省(EIA)・石油在庫統計で原油在庫が大幅な積み増しとなったことで軟調な動きだった。しかし、1月の米小売売上高発表後ドルが弱含むと、ドルで取引される原油先物は割安感から反発した。
・金先物相場は6日ぶりに反発。米小売売上高が予想比下振れとなり米金利が低下したことや、ドルが小幅ながらも売られたことが金先物を支えた。米金利の低下幅が縮小すると、金先物にも売りに押される場面もあったが、5日続落していたこともあり利食いの買いが入りやすく、終始下値は限られた。
(中村)