ロンドン為替見通し=1月スウェーデンCPIを見極めた後はNY休場で動きづらい展開か
本日のロンドン為替市場のユーロドルは、1月スウェーデン消費者物価指数(CPI)を見極めた後は、NY市場が休場のため動きづらい展開が予想される。
また、ユーロドルは、1.0770ドル、1.0778ドル、1.0780ドル、1.0800ドルにNYカットオプションが控えており、値動きを抑制している。
欧州中央銀行(ECB)理事会による利下げ開始時期は、ハト派のパネッタ・イタリア中銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁とタカ派のレーンECB専務理事兼主任エコノミスト、ナーゲル独連銀総裁、シュナーベルECB専務理事らの見解が分かれていることで、4月と6月以降に分かれている。
今週公表される1月のECB理事会の議事要旨を見極めながら、2月のユーロ圏製造業・サービス業PMI速報値で、ユーロ圏やドイツ経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性を見極めていくことになる。
1月スウェーデンCPIは前月比▲0.4%、前年比+5.1%と予想されており、昨年12月の前月比+0.7%からは伸び率鈍化、前年比+4.4%からは上昇が見込まれている。コアCPIは前月比▲0.6%、前年比+3.1%と予想されており、昨年12月の前月比+0.6%からは伸び率鈍化、前年比+2.3%からは上昇が見込まれている。
予想通りにコアCPIの前月比での伸び率鈍化が確認された場合、スウェーデン中銀による利下げ開始観測が高まることになる。
市場では、現在4.00%の政策金利が年末に3.00%程度まで低下すると見込んでいる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0832ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:162.95円(2023/11/28高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0695ドル(2/14安値)
・ユーロ円:160.48円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)
また、ユーロドルは、1.0770ドル、1.0778ドル、1.0780ドル、1.0800ドルにNYカットオプションが控えており、値動きを抑制している。
欧州中央銀行(ECB)理事会による利下げ開始時期は、ハト派のパネッタ・イタリア中銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁とタカ派のレーンECB専務理事兼主任エコノミスト、ナーゲル独連銀総裁、シュナーベルECB専務理事らの見解が分かれていることで、4月と6月以降に分かれている。
今週公表される1月のECB理事会の議事要旨を見極めながら、2月のユーロ圏製造業・サービス業PMI速報値で、ユーロ圏やドイツ経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性を見極めていくことになる。
1月スウェーデンCPIは前月比▲0.4%、前年比+5.1%と予想されており、昨年12月の前月比+0.7%からは伸び率鈍化、前年比+4.4%からは上昇が見込まれている。コアCPIは前月比▲0.6%、前年比+3.1%と予想されており、昨年12月の前月比+0.6%からは伸び率鈍化、前年比+2.3%からは上昇が見込まれている。
予想通りにコアCPIの前月比での伸び率鈍化が確認された場合、スウェーデン中銀による利下げ開始観測が高まることになる。
市場では、現在4.00%の政策金利が年末に3.00%程度まで低下すると見込んでいる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0832ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:162.95円(2023/11/28高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0695ドル(2/14安値)
・ユーロ円:160.48円(日足一目均衡表・転換線)
(山下)