今日の株式見通し-堅調か ダウ平均とS&P500が史上最高値を更新

 東京市場は堅調か。休場の間の米国株は、22日は3指数がそろって上昇、23日はダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は22日に456ドル高と大きく上昇し、23日は62ドル高の39131ドルで取引を終えた。22日はエヌビディアが決算を受けて急伸し、リスク選好ムードが強まった。23日はその反動でグロース株には売られる銘柄も散見されたが、ダウ平均とS&P500は史上最高値を更新した。ドル円は足元150円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて350円高の39470円、ドル建てが360円高の39480円で取引を終えた。

 23日のナスダックは下げたものの米国株は概ね強く、CME225先物は大幅上振れスタートを示唆している。エヌビディアが世界株高に対する期待値を高める中、日本株も一段と水準を切り上げる展開を予想する。日経平均が22日に史上最高値を更新したことは、メディアでも大きく取り上げられた。本日ギャップアップスタートとなれば、早期の4万円台到達も意識される。売り方には分が悪い中で、踏み上げ的に上を試す流れが続くだろう。日経平均の予想レンジは39300円-39750円。
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