東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値重い

 26日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では150.37円とニューヨーク市場の終値(150.51円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。8時過ぎに150.57円まで上昇する場面があったものの、その後は時間外の米10年債利回りが4.22%台まで低下するなか、150.30円まで売りに押された。
 なお、連休明けの日経平均株価は寄り付き直後に39379.55円まで上昇し、一時史上最高値を更新したものの、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では162.64円とニューヨーク市場の終値(162.86円)と比べて22銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時162.59円まで値を下げた。
 また、NZドル円も92.67円まで下押し。全般に円買いが進んだ流れに沿ったほか、28日にニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策公表を控えて持ち高調整目的の売りも出た。

 ユーロドルは10時時点では1.0816ドルとニューヨーク市場の終値(1.0821ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準となった。朝方に上値の重さを確認すると1.0816ドルまでわずかに値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.30円 - 150.57円
ユーロドル:1.0816ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:162.59円 - 163.04円

(岩間)
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