ニューヨーク外国為替市場概況・26日 ドル円、反発
26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は150.70円と前営業日NY終値(150.51円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。低下していた米10年債利回りが上昇に転じたことを背景に買いが進行。先週末高値の150.77円を上抜けて150.84円まで値を上げた。13日に付けた年初来高値である150.89円が重要なレジスタンスとして意識されると買いは一服したものの、高値圏を維持したまま取引を終了した。
ユーロドルは反発。終値は1.0851ドルと前営業日NY終値(1.0821ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)高官からタカ派的な発言が相次いでいることで早期利下げ観測が後退するなか、欧州序盤からの強い地合いを引き継いでNY序盤に一時1.0860ドルまで値を上げた。一方、22日高値の1.0888ドルや日足・一目均衡表雲下限1.0898ドルなど1.08ドル台後半がレジスタンスとして意識されるなど、上値は限られた。NY時間に限ると値幅は21pips程度と非常に狭かった。
なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は議会証言で「賃金上昇圧力は依然強い」と指摘した一方、「物価が上がりにくいディスインフレの傾向は続きそうだ」との見解も示した。
ユーロ円は反発。終値は163.53円と前営業日NY終値(162.86円)と比べて67銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤から全般ユーロ高が進んだ流れに沿ったほか、ドル円の上昇も追い風となり、一時163.72円と昨年11月27日以来の高値を更新した。もっとも、一巡後はドル円やユーロドルの買いが一服したことで163円台半ばまで利食い売りに押された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 150.84円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:162.56円 - 163.72円
(越後)
ユーロドルは反発。終値は1.0851ドルと前営業日NY終値(1.0821ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)高官からタカ派的な発言が相次いでいることで早期利下げ観測が後退するなか、欧州序盤からの強い地合いを引き継いでNY序盤に一時1.0860ドルまで値を上げた。一方、22日高値の1.0888ドルや日足・一目均衡表雲下限1.0898ドルなど1.08ドル台後半がレジスタンスとして意識されるなど、上値は限られた。NY時間に限ると値幅は21pips程度と非常に狭かった。
なお、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁は議会証言で「賃金上昇圧力は依然強い」と指摘した一方、「物価が上がりにくいディスインフレの傾向は続きそうだ」との見解も示した。
ユーロ円は反発。終値は163.53円と前営業日NY終値(162.86円)と比べて67銭程度のユーロ高水準だった。欧州序盤から全般ユーロ高が進んだ流れに沿ったほか、ドル円の上昇も追い風となり、一時163.72円と昨年11月27日以来の高値を更新した。もっとも、一巡後はドル円やユーロドルの買いが一服したことで163円台半ばまで利食い売りに押された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 150.84円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:162.56円 - 163.72円
(越後)