ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では150.78円と2時時点(150.79円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。2時過ぎに150.84円まで本日高値を更新した後はやや伸び悩んだが、下値は限られた。最高落札利回りが前回より高めとなった米5年債入札を経て米金利はじり高。米10年債利回りが4.30%台まで上昇したことが支えとなった。

 ユーロ円は頭打ち。4時時点では163.51円と2時時点(163.67円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円安推移に追随して163.72円までじり高。しかし、その後はユーロドルの軟化が重しとなり163円半ばへ下押した。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.0844ドルと2時時点(1.0854ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を受け、ユーロ売り・ドル買い方向へ傾斜。再び1.0840ドル付近へ下押した

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 150.84円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:162.56円 - 163.72円

(関口)
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