ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では150.54円と2時時点(150.44円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。NY時間の午後に入って徐々に値動きは鈍くなったものの、再び本日高値の150.57円に迫るなど底堅い地合いが続いた。なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「今年は2回の0.25%の利下げを予想」「利下げの前にさらなる進展を確認する必要」などの見解を示した。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0856ドルと2時時点(1.0861ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。1.0860ドルを挟んだ水準で動意が乏しくなった。

 ユーロ円ももみ合い。4時時点では163.44円と2時時点(163.40円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。163.40円台での小動きが続いた。ダウ平均なども値動きが鈍く、クロス円の取引材料にはなっていない。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.84円 - 150.57円
ユーロドル:1.0838ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:162.50円 - 163.52円


(岩間)
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