今日の株式見通し-軟調か ダウ平均は上昇も米半導体株安と円高基調が継続
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は46ドル高の38769ドルで取引を終えた。2月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見姿勢の強い地合い。序盤には200ドル超下げる場面もあったが、押し目では買いが入って持ち直し、プラス圏に浮上して終えた。S&P500も似たような動きであったが、こちらは小幅な下落で終了。一方、エヌビディアが2%安となるなど半導体株が弱く、ナスダックは終日軟調に推移した。ドル円は足元146円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて350円安の38180円、ドル建てが265円安の38265円で取引を終えた。
米国株は全体では落ち着いた動きであったが、エヌビディアのほか、アーム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、マイクロン・テクノロジーなど半導体株の多くが大幅安となっており、日本株はこれを嫌気した売りに押されると予想する。ドル円の円高基調が続いていることも懸念材料となる。本日、米国では2月のCPIが発表されるが、米長期金利が上昇すれば半導体株に、金利が低下すればドル安・円高が進んで自動車株にネガティブな影響が想定される。きのうは前引け時点でTOPIXが2%を超える下落となったものの、日銀のETF買いは入らなかった。きのうの大幅安でセンチメントが悪化する中、米CPIの発表を前にリスク回避姿勢の強い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38400円-38700円。
米国株は全体では落ち着いた動きであったが、エヌビディアのほか、アーム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、マイクロン・テクノロジーなど半導体株の多くが大幅安となっており、日本株はこれを嫌気した売りに押されると予想する。ドル円の円高基調が続いていることも懸念材料となる。本日、米国では2月のCPIが発表されるが、米長期金利が上昇すれば半導体株に、金利が低下すればドル安・円高が進んで自動車株にネガティブな影響が想定される。きのうは前引け時点でTOPIXが2%を超える下落となったものの、日銀のETF買いは入らなかった。きのうの大幅安でセンチメントが悪化する中、米CPIの発表を前にリスク回避姿勢の強い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38400円-38700円。