今日の株式見通し-小動きか 米半導体株安は重荷も円高一服は支えに
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は37ドル高の39043ドルで取引を終えた。原油価格の上昇を受けて、エネルギー株や景気敏感株の一角が買われた一方、長期金利が上昇したことで、エヌビディアやアップルなどグロース株が売りに押され、全体としては方向感が定まらなかった。ドル円は足元147円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円高の38375円、ドル建てが105円高の38455円で取引を終えた。
米3指数がまちまちで終えており、動きづらい展開を予想する。本日の日本経済新聞では、日銀が来週の会合でマイナス金利政策を解除するかどうかを議論すると報じており、この点も様子見姿勢を強める材料となる。米国ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズやマイクロン・テクノロジーなど半導体株が大きく下げており、国内半導体株にはネガティブな影響が想定される。一方、米長期金利が上昇していることでドルが買われており、円高には一服感が出てきている。この点は輸出関連銘柄の下支え要因となる。金融株はマイナス金利解除期待と米金利上昇の両面で買われる要素がある。全体では米国同様に強弱感が交錯しそう。翌週に中銀イベントを控えて上値は重いとみるものの、下値も限定的となるだろう。日経平均の予想レンジは38480円-39850円。
米3指数がまちまちで終えており、動きづらい展開を予想する。本日の日本経済新聞では、日銀が来週の会合でマイナス金利政策を解除するかどうかを議論すると報じており、この点も様子見姿勢を強める材料となる。米国ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズやマイクロン・テクノロジーなど半導体株が大きく下げており、国内半導体株にはネガティブな影響が想定される。一方、米長期金利が上昇していることでドルが買われており、円高には一服感が出てきている。この点は輸出関連銘柄の下支え要因となる。金融株はマイナス金利解除期待と米金利上昇の両面で買われる要素がある。全体では米国同様に強弱感が交錯しそう。翌週に中銀イベントを控えて上値は重いとみるものの、下値も限定的となるだろう。日経平均の予想レンジは38480円-39850円。