ニューヨーク外国為替市場概況･4時　ドル円、もみ合い

　15日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では149.03円と2時時点（149.09円）と比べて6銭程度のドル安水準だった。NY市場序盤からの円売りの流れが一服すると、概ね149円台前半での往来となった。なお、日経新聞が「日銀、来週マイナス金利解除へ　賃上げ拡大で」などと報じたが、市場では「政策修正は織り込み済み」との見方から反応は限定的となった。

　ユーロ円は小動き。4時時点では162.30円と2時時点（162.29円）と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きが落ち着いたこともあり、様子見ムードが広がる中で162円台前半でのもみ合いが続いた。

　ユーロドルは様子見。4時時点では1.0890ドルと2時時点（1.0886ドル）と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。手掛かり材料に乏しい中、概ね1.0880ドル台で方向感を模索する展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：148.04円　-　149.17円
ユーロドル：1.0873ドル　-　1.0900ドル
ユーロ円：161.07円　-　162.40円


（川畑）