ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では148.97円と22時時点(148.80円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.31%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。24時過ぎに一時149.05円と日通し高値を更新した。
 23時発表の3月米ミシガン大学消費者態度指数速報値が76.5と予想の76.9を若干下回ると伸び悩む場面もあったが、反応は一時的だった。

 ユーロ円も堅調。24時時点では162.20円と22時時点(162.00円)と比べて20銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出ると一時162.27円と本日高値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.0888ドルと22時時点(1.0887ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇が上値を抑えた一方、米消費者態度指数の下振れが相場を下支えした。1.08ドル台後半での狭いレンジ取引が続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.04円 - 149.05円
ユーロドル:1.0873ドル - 1.0900ドル
ユーロ円:161.07円 - 162.27円


(中村)
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