欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、小動き

 18日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では149.13円と17時時点(149.12円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。明日の日銀金融政策決定会合の結果公表を前に手控えムードが広がる中、149円台前半で動意に乏しい展開となった。

 ユーロドルは小高い。20時時点では1.0899ドルと17時時点(1.0892ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。しばらく1.09ドルを前に上値重く推移するも、20時前に1.0902ドルまでわずかに上昇して上値を広げた。独長期金利の上昇も追い風となった模様。なお、2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、改定値)は前年比・コア前年比ともに市場予想と一致したため反応は薄かった。

 ユーロ円は伸び悩み。20時時点では162.55円と17時時点(162.43円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。19時前に162.69円まで上値を広げるも一時的となり、7日高値162.85円を前に伸び悩み。その後は162円台半ばで方向感を模索する展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.91円 - 149.33円
ユーロドル:1.0881ドル - 1.0902ドル
ユーロ円:162.08円 - 162.69円


(川畑)
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