欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、下げ渋り

 19日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0851ドルと20時時点(1.0844ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。3月独ZEW景況感指数が予想より強い結果となったことを受け、19時前につけた1.0835ドルを安値として買い戻しが入り、1.0850ドル台まで下値を切り上げた。

 カナダドルは軟調。2月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回る結果となり、カナダドル売りで反応した。米ドルカナダドルは1.3610カナダドルまで米ドル高・カナダドル安が進行。カナダドル円は指標発表前につけた111.00円から110.50円台まで押し戻された。

 ドル円はもみ合い。22時時点では150.49円と20時時点(150.53円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。日銀の金融政策を受けた反応が一巡し、150.50円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。

 ユーロ円は22時時点では163.30円と20時時点(163.25円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。163円台前半の水準でやや方向感を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.03円 - 150.70円
ユーロドル:1.0835ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:162.03円 - 163.50円

(岩間)
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