ロンドン為替見通し=独英の物価指数や複数のECB高官の講演に要注目か
本日のロンドン為替市場のユーロドルは、明朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控えて動きづらい展開の中、2月独生産者物価指数や複数の欧州中央銀行(ECB)高官の講演を見極める展開となる。
最近のユーロドル相場は、NYカットオプションが値動きを抑制する展開が続いており、本日も1.0870ドル(22日)、1.0865ドル(22・26日)、1.0860ドル(26日)、1.0850ドル(22日)、1.0830ドル(21・22日)、1.0825ドル(22日)などが値動きを抑える可能性には警戒しておきたい。
2月独生産者物価指数(PPI)は前月比▲0.1%と予想されており、1月の同比+0.2%からの低下へ転じることが見込まれている。ドイツの物価指数の低下基調はユーロの上値を抑える要因となる。
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、
デコス・スペイン中銀総裁、シュナーベルECB専務理事の講演では、ECBの利下げ時期への言及に要注目か。
2月英消費者物価指数(CPI)は前月比+0.7%/前年比+3.5%と予想されており、1月の前年比+4.0%からの伸び率鈍化が見込まれている。2月英CPIコア指数の予想も前年比+4.6%と、1月の同比+5.1%からの伸び率鈍化が見込まれている。
予想通りに英国のインフレ率が鈍化していたならば、イングランド銀行金融政策委員会(MPC)の利下げ開始時期が現状の夏頃の予想から前倒しされる可能性が高まることで、ポンド売り要因となる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0908ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:165.29円(ピポット・レジスタンス2)
・ポンドドル:1.2781ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ポンド円:192.84円(ピポット・レジスタンス2)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0821ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ユーロ円:162.11円(日足一目均衡表・転換線・基準線)
・ポンドドル:1.2649ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ポンド円:190.07円(日足一目均衡表・転換線・基準線)
(山下)
最近のユーロドル相場は、NYカットオプションが値動きを抑制する展開が続いており、本日も1.0870ドル(22日)、1.0865ドル(22・26日)、1.0860ドル(26日)、1.0850ドル(22日)、1.0830ドル(21・22日)、1.0825ドル(22日)などが値動きを抑える可能性には警戒しておきたい。
2月独生産者物価指数(PPI)は前月比▲0.1%と予想されており、1月の同比+0.2%からの低下へ転じることが見込まれている。ドイツの物価指数の低下基調はユーロの上値を抑える要因となる。
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、
デコス・スペイン中銀総裁、シュナーベルECB専務理事の講演では、ECBの利下げ時期への言及に要注目か。
2月英消費者物価指数(CPI)は前月比+0.7%/前年比+3.5%と予想されており、1月の前年比+4.0%からの伸び率鈍化が見込まれている。2月英CPIコア指数の予想も前年比+4.6%と、1月の同比+5.1%からの伸び率鈍化が見込まれている。
予想通りに英国のインフレ率が鈍化していたならば、イングランド銀行金融政策委員会(MPC)の利下げ開始時期が現状の夏頃の予想から前倒しされる可能性が高まることで、ポンド売り要因となる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.0908ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:165.29円(ピポット・レジスタンス2)
・ポンドドル:1.2781ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ポンド円:192.84円(ピポット・レジスタンス2)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0821ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ユーロ円:162.11円(日足一目均衡表・転換線・基準線)
・ポンドドル:1.2649ドル(日足一目均衡表・雲の下限)
・ポンド円:190.07円(日足一目均衡表・転換線・基準線)
(山下)