欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小高い

 21日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。22時時点では151.16円と20時時点(151.10円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。新規失業保険申請件数などの米経済指標が予想よりやや強い結果となり、米10年債利回りの低下一服とともに151.30円台まで買いが入った。

 ポンドドルは弱含み。英中銀(BOE)は政策金利を市場予想通りに5.25%で据え置いたが、前回まで2名が0.25%の利上げを主張していたのに対して今回がゼロとなったことから、結果公表後はポンド売りで反応した。一時1.2726ドルまで本日安値を更新した。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0911ドルと20時時点(1.0919ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。1.0910ドルを挟んだもみ合いとなったが、米経済指標を受けたドル買いの影響もあり、戻りの鈍さが目立った。

 ユーロ円は22時時点では164.94円と20時時点(165.00円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。21時過ぎに164.72円付近まで弱含んだものの、その後はドル円の上昇につれて再び165円台を回復する場面もあった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.27円 - 151.46円
ユーロドル:1.0887ドル - 1.0943ドル
ユーロ円:164.35円 - 165.34円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。