ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では151.69円と24時時点(151.50円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。米2年債利回りの上昇は一服したものの、ドル買いの流れは継続。一時151.75円まで本日高値を伸ばし、昨日高値の151.82円に接近した。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0861ドルと24時時点(1.0879ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。ドル高の流れに沿って一時1.0856ドルまで下落した。
 なお、利上げ期待が急速に後退したことでポンドドルは1.2659ドルまで下げ幅を拡大。ベイリー英中銀(BOE)総裁が「英国はインフレ退治を巡り勝利への道筋にある」「市場の利下げ見通しは妥当」と発言したことも重しとなった。

 ユーロ円は2時時点では164.75円と24時時点(164.82円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となったため、ユーロ円自体に方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.27円 - 151.75円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0943ドル
ユーロ円:164.35円 - 165.34円


(越後)
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