NY株見通し-底堅い展開か パウエルFRBなどの要人発言に注目
今晩は引き続き堅調か。昨日は主要3指数がそろって4日続伸し、3指数が連日で史上最高値を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内3回の利下げ見通しが維持されたことが引き続き好感されたほか、好決算や強い見通しを発表したマイクロン・テクノロジーが急伸し、半導体株が軒並み高となったことも相場を押し上げた。週初来ではダウ平均が2.76%高と4週ぶりの反発ペースとなり、S&P500が2.43%高、ナスダック総合が2.68%高とともに3週ぶりの反発ペースとなった。引け後の動きでは予想を上回る決算を発表したフェデックスが時間外で13%高と急伸した一方、決算が予想を上回ったものの、中国での販売減速が嫌気されたナイキが時間外で5%超下落し、弱い見通しが嫌気されたルルレモン・アスレティカも時間外で11%安と急落した。
今晩は週末の取引で持ち高調整の動きが上値の圧迫要因となることが予想されるものの、センチメントは良好で、先行きの利下げ見通しや米国経済のソフトランディング期待を背景に底堅い展開が期待される。
今晩は主要な米経済指標や決算発表はないが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長やバーFRB副議長、ボスティック米アトランタ連銀総裁などの発言が予定されている。(執筆:3月22日、14:00)
今晩は週末の取引で持ち高調整の動きが上値の圧迫要因となることが予想されるものの、センチメントは良好で、先行きの利下げ見通しや米国経済のソフトランディング期待を背景に底堅い展開が期待される。
今晩は主要な米経済指標や決算発表はないが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長やバーFRB副議長、ボスティック米アトランタ連銀総裁などの発言が予定されている。(執筆:3月22日、14:00)