NY株見通し-底堅い展開か FRB高官発言に注目
今晩は底堅い展開か。昨日は1月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、米10年債利回りが上昇したことや、米連邦準備理事会(FRB)による利下げの後ずれ見通しが強まったことが嫌気され主要3指数がそろって大幅安となった。ダウ平均は524.63ドル安(-1.35%)の38272.75ドルと、昨年3月以来の下落率記録し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.37%安、1.80%安となり、ともに大幅2日続落した。米10年債利回りは前日の4.17%から4.32%に上昇し、CMEのフェド・ウォッチが示す5月利下げ確率は前日の61%から40%に低下した。
今晩の取引では利下げ後ずれ見通しが強まったことで上値の重い展開が予想される一方、昨日の大幅安で押し目買いが期待されるほか、米国経済のソフトランディング期待や総じて強い企業決算が支援となり底堅い展開か。今週は昨日の1月CPIのほか、木曜日に2月NY連銀製造業業況指数、新規失業保険申請件数、1月小売売上高、金曜日に1月住宅着工件数、2月ミシガン大1年先・5年先期待インフレ率速報値などの発表もあり、引き続き経済指標をにらんだ展開が予想される。また、今晩はグールズビー米シカゴ連銀総裁やバーFRB副議長の発言も予定され、利下げを巡る要人発言にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にウィリアムズ、ゼネラック、クラフト・ハインツ、グローバル・ペイメンツ、引け後にオキシデンタル・ペトロリアム、シスコ・システムズ、アルベマールなどが発表予定。(執筆:2月14日、14:00)
今晩の取引では利下げ後ずれ見通しが強まったことで上値の重い展開が予想される一方、昨日の大幅安で押し目買いが期待されるほか、米国経済のソフトランディング期待や総じて強い企業決算が支援となり底堅い展開か。今週は昨日の1月CPIのほか、木曜日に2月NY連銀製造業業況指数、新規失業保険申請件数、1月小売売上高、金曜日に1月住宅着工件数、2月ミシガン大1年先・5年先期待インフレ率速報値などの発表もあり、引き続き経済指標をにらんだ展開が予想される。また、今晩はグールズビー米シカゴ連銀総裁やバーFRB副議長の発言も予定され、利下げを巡る要人発言にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントはMBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にウィリアムズ、ゼネラック、クラフト・ハインツ、グローバル・ペイメンツ、引け後にオキシデンタル・ペトロリアム、シスコ・システムズ、アルベマールなどが発表予定。(執筆:2月14日、14:00)