欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 25日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.0830ドルと20時時点(1.0817ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。欧州長期金利の上昇を手掛かりにした買いが先行し、一時1.0834ドルまで本日高値を更新した。また、ポンドドルも英金利の上昇を受けて1.2647ドルまで上値を伸ばしている。

 ドル円は小安い。22時時点では151.23円と20時時点(151.29円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。対欧州通貨などでドル売りが進んだ影響から151.14円付近まで弱含む場面もあったが、依然として151円台前半でのレンジ内推移が続いている。
 なお、ボスティック米アトランタ連銀総裁は「今年の利下げは1回のみと予想」と述べたが、前週末にも同様の見解を示していたことから相場への影響は限られた。

 ユーロ円は22時時点では163.78円と20時時点(163.66円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて一時163.88円まで値を上げた。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.05円 - 151.45円
ユーロドル:1.0802ドル - 1.0834ドル
ユーロ円:163.32円 - 163.88円

(岩間)
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