欧州外国為替市場概況・20時 ポンド、強含み

 26日の欧州外国為替市場でポンドは強含み。対ドルで1.2668ドル、対円で191.68円まで本日高値を更新した。マン英中銀金融政策委員会(MPC)委員が「市場が現在織り込んでいる利下げは多過ぎる」などの見解を示したことを受けて、英利下げへの過度な期待が後退し、全般にポンド買いが入った。

 ユーロドルも強含み。20時時点では1.0855ドルと17時時点(1.0842ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドなど欧州通貨が強含んだ流れに沿って、一時1.0864ドルまで本日高値を更新した。

 ドル円は小安い。20時時点では151.27円と17時時点(151.32円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。対欧州通貨を中心にドル売りが進んだ影響もあり、一時151.21円まで本日安値を更新した。ただ、その後は151.30円台まで買い戻しが入る場面も見られるなど、一方的に売りが進む展開にはなっていない。

 ユーロ円は下値が堅い。20時時点では164.21円と17時時点(164.06円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに163.96円まで下落する場面があったが、一巡後はユーロドルの上昇につれて164.36円まで反発した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.21円 - 151.44円
ユーロドル:1.0835ドル - 1.0864ドル
ユーロ円:163.96円 - 164.36円

(岩間)
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