欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 3日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では151.85円と20時時点(151.71円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。3月ADP全米雇用報告は18.4万人増となり、市場予想の14.8万人増を上回る結果となった。指標発表後は米金利の上昇とともにドル買いで反応。米10年債利回りが4.4000%手前まで上昇幅を拡大するなか、一時151.91円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは買いが一服。22時時点では1.0778ドルと20時時点(1.0775ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。21時過ぎに1.0786ドルまで本日高値を更新したが、米指標後はドル買いの流れに沿って伸び悩んだ。

 ユーロ円は22時時点では163.66円と20時時点(163.47円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて163.75円まで値を上げたが、ユーロドルが下落した影響もあり、次第に上値も重くなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.44円 - 151.91円
ユーロドル:1.0764ドル - 1.0786ドル
ユーロ円:163.07円 - 163.75円

(岩間)
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