東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 5日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では151.18円とニューヨーク市場の終値(151.34円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに150.81円まで下押してわずかに日通し安値を更新するも、売りの勢いが一服すると151.20円台まで買い戻された。

 ユーロ円は軟調。12時時点では163.65円とニューヨーク市場の終値(164.03円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げに連れて163.49円まで下落したが、その後の戻りは163.70円手前に留まるなど、上値の重い展開となった。なお、日経平均は一時1000円近い下げ幅を記録した。
 また、ポンド円が190.68円まで、豪ドル円は99.20円まで下落するなど、クロス円も軟調に推移した。

 ユーロドルは弱含み。12時時点では1.0825ドルとニューヨーク市場の終値(1.0837ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。円以外で全般的にドルが買われる流れが続く中、1.0823ドルまで下値を広げた。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.81円 - 151.35円
ユーロドル:1.0823ドル - 1.0844ドル
ユーロ円:163.49円 - 164.07円


(川畑)
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