東京外国為替市場概況・10時 ドル円、小幅高

 9日の東京外国為替市場でドル円は小幅高。10時時点では151.91円とニューヨーク市場の終値(151.82円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。鈴木財務相が「(為替相場について)高い緊張感をもって注視」など円安をけん制する発言を行ったが反応は薄く、仲値に絡んでドル買いが強まると151.92円まで上昇した。

 ユーロ円は底堅い。10時時点では164.95円とニューヨーク市場の終値(164.86円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。仲値公示に絡んだドル円の上昇につれる形で164.96円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは様子見。10時時点では1.0858ドルとニューヨーク市場の終値(1.0859ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0860ドルを挟んで動意の薄い展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.78円 - 151.92円
ユーロドル:1.0857ドル - 1.0864ドル
ユーロ円:164.82円 - 164.96円

(川畑)
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