東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高の流れ一服

 9日の東京外国為替市場でドル円はじり高の流れが一服。12時時点では151.87円とニューヨーク市場の終値(151.82円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。仲値公示にかけた水準切り上げが151.92円までで一巡。時間外取引の米10年債利回りが4.43%近辺から4.40%前後へ低下する動きに連れ、NY終値に並ぶ水準まで一時下押した。

 ユーロ円も上昇一巡。12時時点では164.89円とニューヨーク市場の終値(164.86円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価の底堅い推移を支えに164.98円まで小幅に上値を伸ばした。ただ、値動きは限られており、NY終値前後へ押し戻された。

 ユーロドルは12時時点では1.0857ドルとニューヨーク市場の終値(1.0859ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。NY終値前後8pipsのレンジ推移が続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.78円 - 151.92円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0864ドル
ユーロ円:164.82円 - 164.98円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。