ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、伸び悩み

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。2時時点では154.30円と24時時点(154.33円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。予想を上回る米小売売上高を受けたドル買いは一服。本邦当局の円買い介入への警戒感もあり、154円前半で動きを落ち着かせた。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0636ドルと24時時点(1.0627ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル伸び悩みもあって、1.0622ドルを下値に、一時1.0647ドル前後までユーロ高・ドル安方向へ傾斜。その後は1.06ドル前半で推移した。

 ユーロ円は小戻し。2時時点では164.11円と24時時点(164.00円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。対ドルでのユーロの戻りが支えとなり、限られた動きだが164円台で底堅く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.98円 - 154.45円
ユーロドル:1.0622ドル - 1.0665ドル
ユーロ円:162.71円 - 164.44円

(関口)
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