東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

 17日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では154.68円とニューヨーク市場の終値(154.72円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。政府・日銀の防衛ラインとして噂されている155円が目前に迫るなか、154.70円前後と昨日高値圏で張り付いている。仕掛け的な買いや急落などには要警戒となりそうだ。

 ユーロ円も小動き。8時時点では164.26円とニューヨーク市場の終値(164.29円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。日本やその他アジア株式相場の取引開始を待っている。なお、昨日のCME225先物は38465円と大阪取引所比で75円高で引けた。
 なお、NZドル円は下値が堅い。1-3月期ニュージーランド(NZ)消費者物価指数は前期比・前年比ともに市場予想通りの結果となり、発表直後には90.67円まで下げたものの、NZの2年債利回りが急上昇すると91.27円まで反発した。

 ユーロドルは8時時点では1.0619ドルとニューヨーク市場の終値(1.0619ドル)とほぼ同水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.65円 - 154.72円
ユーロドル:1.0613ドル - 1.0623ドル
ユーロ円:164.19円 - 164.33円


(越後)
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