ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下値堅い

 23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。4時時点では154.75円と2時時点(154.82円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。日経新聞が「日銀は25-26日に開く金融政策決定会合で円安加速の影響を議論する」と報じたことが売りを促したほか、2年債入札後に米金利が低下幅を拡大したことも重しとなり、2時過ぎに一時154.56円まで本日安値を更新した。もっとも、その後は米金利の低下が一服したことにくわえ、米株価の堅調推移も引き続き相場の支えとなり、154.80円台まで切り返した。

 ユーロ円も下値が堅い。4時時点では165.64円と2時時点(165.66円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて165.44円付近まで弱含む場面があったものの、その後は株高を手掛かりにした買い戻しが入り、再び本日高値の165.74円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは4時時点では1.0704ドルと2時時点(1.0700ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0705ドル前後で底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.56円 - 154.88円
ユーロドル:1.0639ドル - 1.0711ドル
ユーロ円:164.63円 - 165.74円

(岩間)
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