ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、神経質な動き

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な動き。24時時点では154.99円と22時時点(154.94円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出ると約34年ぶりとなる155円台に乗せる場面もあったが、政府・日銀による為替介入への警戒感から上値も限られた。26日結果公表の日銀金融政策決定会合を前に方向感が出にくい面もあった。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0688ドルと22時時点(1.0687ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。23時過ぎに一時1.0703ドル付近まで下げ渋ったものの、米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると徐々に上値を切り下げた。

 ユーロ円は伸び悩み。24時時点では165.66円と22時時点(165.59円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。23時過ぎに一時165.88円と2008年8月以来の高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.73円 - 155.17円
ユーロドル:1.0678ドル - 1.0714ドル
ユーロ円:165.44円 - 165.88円


(中村)
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