ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、荒い動き

 29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は荒い動き。2時時点では155.84円と24時時点(156.68円)と比べて84銭程度のドル安水準だった。24時前に156.90円付近まで値を上げた後は、米10年債利回りの低下が重しとなってじり安で推移。2時前に下げ足を速めると155.10円付近まで急落する場面が見られたが、売り一巡後は155.80円台まで戻すなど、神経質な値動きとなっている。

 ユーロ円も荒い動き。2時時点では167.11円と24時時点(167.82円)と比べて71銭程度のユーロ安水準。168円を前に小動きが続いたが、ドル円の急落に連れて166.30円台まで下落後に167.10円台まで切り返すなど、ドル円に連れた動きとなった。

 ユーロドルは小高い。2時時点では1.0725ドルと24時時点(1.0713ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.61%台まで低下した影響を受け、じり高で推移。一時1.0729ドル付近まで上昇して本日高値に接近した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.54円 - 160.17円
ユーロドル:1.0687ドル - 1.0734ドル
ユーロ円:165.66円 - 171.56円


(川畑)
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