欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 1日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では157.78円と20時時点(157.90円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。4月ADP全米雇用報告が+19.2万人と予想の+17.5万人を上回り、3月分も+18.4万人から+20.8万人へ上方修正されたことで、157.92円前後まで買われる局面があったものの、米10年債利回りの低下を受けて、157.77円前後まで反落した。
 米10年債利回りは、米財務省が四半期定例入札規模を公表後に一時4.65%台まで低下した。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0684ドルと20時時点(1.0669ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの低下を受けて、一時1.0685ドルまで上値を伸ばした。
 
 ユーロ円は22時時点では168.60円と20時時点(168.49円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが強含みに推移したことで、一時168.64円まで上値を伸ばした。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.66円 - 157.99円
ユーロドル:1.0650ドル - 1.0685ドル
ユーロ円:168.14円 - 168.64円

(山下)
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