ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小安い

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小安い。24時時点では157.66円と22時時点(157.78円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。4月米ISM製造業景況指数や3月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数、3月米建設支出が予想より弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが先行し、23時過ぎに一時157.39円と日通し安値を更新した。
 ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて、一本調子で下落する展開にはならなかった。

 ユーロドルは24時時点では1.0683ドルと22時時点(1.0684ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だったが、23時過ぎに一時1.0691ドルと日通し高値を付けた。低調な米経済指標が相次ぐと米長期金利の低下とともにドル売りが優勢となった。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では168.45円と22時時点(168.60円)と比べて15銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.39円 - 157.99円
ユーロドル:1.0650ドル - 1.0691ドル
ユーロ円:168.14円 - 168.64円


(中村)
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