東京外国為替市場概況・15時 ドル円 やや上値の重い動き

 2日午後の東京外国為替市場でドル円はやや上値の重い動き。15時時点では155.69円と12時時点(155.82円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。午前は前日NYタイムでの急落の反動で買い戻しが進んだが、156.28円を頭に戻りも一服。午後は前日比マイナス圏で推移の時間外 米10年債利回りの動きも重しに155.60円台まで上値を切り下げた。根強いドル買い・円売りと日本当局の円買い介入警戒感で、当面は神経な動きが続きそうだ。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0716ドルと12時時点(1.0719ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。昨日の米金融政策イベントを背景にドル売りが進んだが、東京タイムではこの動きも落ち着き、ユーロドルのレンジはわずか14Pips程度と1.0710ドル台の狭いレンジ内で値動きは鈍い。日足一目均衡表・基準線1.0743ドルや4月26日高値1.0753ドルが目先のレジスタンスと意識されやすい。

 ユーロ円は15時時点では166.85円と12時時点(167.03円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルがこう着相場となるなか、ドル円につれた動きが継続。ドル円同様に午後は上値が重くなるも166円後半で下げ渋っている。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.25円 - 156.28円
ユーロドル:1.0707ドル - 1.0721ドル
ユーロ円:165.25円 - 167.39円

(金)
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