東京外国為替市場概況・8時 ドル円、不安定な動き

 2日の東京外国為替市場でドル円は不安定な動き。8時時点では155.43円とニューヨーク市場の終値(154.57円)と比べて86銭程度のドル高水準だった。朝方に155円台に乗せた後154.25円まで急落する場面があったが、すぐに反発し155.44円まで持ち直すなど早朝から荒い値動きとなっている。昨日NY引けにかけた政府・日銀の介入とみられる売りで急落した後とあって市場の流動性が極端に悪化していることが影響している模様。
 なお、神田財務官からは「為替介入の有無については今、お話できることはない」との発言が伝わっている。

 ユーロ円は一進一退。8時時点では166.57円とニューヨーク市場の終値(165.58円)と比べて99銭程度のユーロ高水準だった。165.25円まで下げる場面がみられるも166.60円まで切り返すなど総じてドル円につれた動きとなった。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比245円安の37965円で引けている。

 ユーロドルは8時時点では1.0716ドルとニューヨーク市場の終値(1.0712ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.25円 - 155.44円
ユーロドル:1.0707ドル - 1.0721ドル
ユーロ円:165.25円 - 166.60円


(越後)
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