東京マーケットダイジェスト・7日 円安・株高

(7日15時時点)
ドル円:1ドル=154.54円(前営業日NY終値比△0.62円)
ユーロ円:1ユーロ=166.24円(△0.50円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0758ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:38835.10円(前営業日比△599.03円)
東証株価指数(TOPIX):2746.22(△17.69)
債券先物6月物:144.68円(△0.39円)
新発10年物国債利回り:0.870%(▲0.030%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。朝方は154.00円を挟んで神経質に上下する場面があったものの、その後は連休明けの本邦実需勢からの買いが観測される中で次第に下値を切り上げた。日経平均株価の上昇なども支えに一時154.65円まで値を上げた。

・豪ドルは上値が重い。朝方から底堅く推移していたが、豪準備銀行(RBA)の金融政策公表後は売りに押された。豪ドル米ドルは0.6644米ドルから0.6587米ドルまで失速。豪ドル円も102.47円の高値から101.72円まで反落した。
 なお、RBAは政策金利を予想通りに4.35%で据え置くことを決定。声明文では「インフレ率が持続的に目標範囲内に収まるにはまだ時間がかかると予想」「理事会はあらゆる可能性を排除していない」などの見解が示されたが、市場では声明文が警戒されたほどタカ派ではなかったと受け止められた。

・ユーロ円も強含み。ドル円や日本株の上昇を手掛かりにした円売り・ユーロ買いが進み、一時166.48円まで値を上げた。

・ユーロドルは小安い。対円などでドル買いが進んだ影響から1.0755ドルまで弱含む場面も見られた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反発。前日の米国株式市場でハイテク株の上昇が目立ったことを受け、連休明けの国内市場でも半導体関連株に買いが入った。指数は一時630円近く上昇。節目の3万9000円手前では利益確定売りなども観測されたが、その後も高値圏で底堅く推移した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが入り、一時144円70銭まで値を上げた。

(岩間)
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