ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 底堅い

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。2時時点では156.48円と24時時点(156.39円)と比べて9銭程度のドル高水準。4月米卸売物価指数(PPI)の結果を受けてやや神経質な動きになったものの方向感にはつながらず、動きが一巡すると156円半ばで落ち着いている。パウエルFRB議長は次の行動が利上げになる可能性は低いとするも、政策金利は現行水準に維持される公算が大きいとしており、日米金利差を背景としたドル円の先高観は根強い。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.0817ドルと24時時点(1.0824ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準。米長期金利の低下を受けたドル売りは一服したが、米10年債利回りが前日比マイナス圏で戻りの鈍い動きとなるなか、高値圏の1.0820ドル前後で底堅い動き。

 ユーロ円は2時時点で169.26円と24時時点(169.28円)と比べて2銭程度のユーロ安水準。ドル円の底堅い動きとユーロドルの堅調な動きを支えに、169.36円まで高値を更新し、高値圏でしっかり。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円 - 156.74円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0826ドル
ユーロ円:168.47円 - 169.36円


(金)
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