ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 堅調

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調な動き。2時時点では156.22円と24時時点(155.92円)と比べて30銭程度のドル高水準。東京午前につけた155.96円を前に伸び悩んでいたが、NY連銀インフレ期待の調査結果を受けて米長期金利の下げ幅縮小の動きに伴いドル買いに反応し、156円台を回復すると156.23円まで上値を伸ばした。また、イエレン米財務長官の介入けん制発言も引き続き下支えとなっている。
 NY連銀の最新調査によると、1年後のインフレ期待は4月に3.3%と前回の3.0%に、5年後のインフレ期待は2.8%と前回の2.6%から上昇した一方で、3年後のインフレ期待は2.8%と前回の2.9%から低下した。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0793ドルと24時時点(1.0804ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準。NY連銀のインフレ期待調査を受けてドル買いの動きが見られ、ユーロドルは1.0807ドルを頭に伸び悩むも、売り戻しは1.0790ドル近辺にとどめ1.08ドル手前で下値の堅い動き。

 ユーロ円はしっかり。2時時点で168.61円と24時時点(168.45円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの押し戻しが限定的にとどまるなか、ドル円の上昇につられ168.66円まで一段高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.52円 - 156.23円
ユーロドル:1.0766ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:167.54円 - 168.66円


(金)
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