ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い
15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では155.31円と22時時点(155.11円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。21時30分過ぎに一時154.76円と日通し安値を付けたものの、23時前には155.80円付近まで下げ渋った。ただ、買い戻しが一巡すると再び上値が重くなっている。23時発表の5月米NAHB住宅市場指数が45と予想の51を下回ったことなどが相場の重し。
なお、4月米消費者物価指数(CPI)の結果について市場では「年内利下げの可能性が出てきたものの、米連邦準備理事会(FRB)が行動を起こすにはインフレ率の低下を示す数値がもう少し必要だろう」との声が聞かれた。
ユーロドルは24時時点では1.0858ドルと22時時点(1.0861ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分過ぎに一時1.0869ドルと日通し高値を付けたあとは1.0832ドル付近まで下押ししたものの、米住宅指標が予想を下回ると再び強含んだ。
ユーロ円はじり高。24時時点では168.63円と22時時点(168.47円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。欧米株価の上昇を背景に円売り・ユーロ買いがじわりと強まった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.76円 - 156.56円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0869ドル
ユーロ円:168.16円 - 169.40円
(中村)
なお、4月米消費者物価指数(CPI)の結果について市場では「年内利下げの可能性が出てきたものの、米連邦準備理事会(FRB)が行動を起こすにはインフレ率の低下を示す数値がもう少し必要だろう」との声が聞かれた。
ユーロドルは24時時点では1.0858ドルと22時時点(1.0861ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。21時30分過ぎに一時1.0869ドルと日通し高値を付けたあとは1.0832ドル付近まで下押ししたものの、米住宅指標が予想を下回ると再び強含んだ。
ユーロ円はじり高。24時時点では168.63円と22時時点(168.47円)と比べて16銭程度のユーロ高水準。欧米株価の上昇を背景に円売り・ユーロ買いがじわりと強まった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.76円 - 156.56円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0869ドル
ユーロ円:168.16円 - 169.40円
(中村)