東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行

 16日の東京外国為替市場でドル円は売りが先行。8時時点では154.54円とニューヨーク市場の終値(154.88円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。昨日の米消費者物価指数(CPI)などの発表後にドル売りが強まった流れを引き継いで始まった。昨日安値の154.70円を下抜けて一時154.51円まで下押しした。

 ユーロドルは小高い。8時時点では1.0889ドルとニューヨーク市場の終値(1.0884ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。1.0880ドル台を中心とした小動きの範囲内ではあったが、ドル売りの流れに沿って1.0890ドルまで値を上げた。

 ユーロ円も売りが先行。8時時点では168.29円とニューヨーク市場の終値(168.58円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、168.25円まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円-154.88円 
ユーロドル:1.0879ドル-1.0890ドル 
ユーロ円:168.25円-168.60円

(岩間)
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