東京外国為替市場概況・10時　ドル円、小幅高

　17日の東京外国為替市場でドル円は小幅高。10時時点では155.44円とニューヨーク市場の終値（155.39円）と比べて5銭程度のドル高水準だった。昨日の欧米時間から続く買い戻しの流れが継続、昨日高値を小幅に上抜け155.59円まで強含んだ。もっとも、東京仲値でのドル買い需要が限られたこともあり、上げ幅は現時点では限られている。

　ユーロドルは小動き。10時時点では1.0863ドルとニューヨーク市場の終値（1.0867ドル）と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが重しになっているが、値動きは限定的。

　ユーロ円はもみ合い。10時時点では168.85円とニューヨーク市場の終値（168.87円）と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動きに歩調を合わせ、昨日高値を上抜け168.98円まで一時上値を広げた。ただし、日経平均株価が反落していることなども重しになり、買いも一服となると168円後半でもみ合いになった。

　
本日これまでの参考レンジ
ドル円：155.33円-155.59円　
ユーロドル：1.0860ドル-1.0869ドル　
ユーロ円：168.79円-168.98円


（松井）