米国債市場概況・21日 10年物国債利回り、4.41%に低下

 21日の米国債券相場で長期ゾーンは4営業日ぶりに反発。表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は高い)4.41%で終えた。足もとで相場下落が続いたあとだけに持ち高調整目的の買いが入った。市場では「タカ派で知られるウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が追加利上げに否定的な見解を示したことも債券買いを誘った」との指摘があった。

(中村)
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