欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 28日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では156.67円と20時時点(156.86円)と比べて19銭程度のドル安水準だった。一時4.47%台まで上昇した米10年債利回りが4.44%台まで低下するのを眺め、156.60円台まで下落。もっとも、その後は本日安値を前に下げ渋る動きとなった。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0876ドルと20時時点(1.0878ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。20時過ぎに1.0889ドルまで上昇して日通し高値を更新するも、その後は伸び悩んだ。16日高値(1.0895ドル)が抵抗として意識された模様である。

 ユーロ円は下落。22時時点では170.40円と20時時点(170.64円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドル同様に20時過ぎに170.74円まで上昇するも、その後はドル円の下げにつれる形で170.30円台まで売られた。小高く始まった欧州株が下げに転じたことも重しとなったか。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.62円 - 156.99円
ユーロドル:1.0855ドル - 1.0889ドル
ユーロ円:170.28円 - 170.74円



(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。